山梨県福祉保健部医務課の東恒樹先生をお迎えして「医療法第25条医療機関への立入検査から見た医療安全の取り組み状況について」の研修会が開催されました。
東先生の分かりやすく情熱的な講義に引き寄せられ、「立入検査は施設と行政が協力して知恵を出しあい、安全で安心できる医療体制を作り上げていく為の手段です。決して指摘事項を探すのが目的ではありません。」という言葉が印象的でした。
また、昨年度立入検査で得られた県内医療施設のインシデント報告数の平均は病床数の5.2倍という報告があり、行政と施設が協力して取り組んだ結果がインシデント報告数の増加に繋がったと感じました。今後も安全な病院作りを山梨県全体で作りあげていきたいという雰囲気が会場全体に漂っていました。